神戸三田法律事務所
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Q 被害者が、被害車両を所有していない場合、損害賠償請求をできますか? 【交通事故】

2022年03月28日

Q 被害者が、被害車両を所有していない場合、損害賠償請求をできますか?

三田市での交通事故の法律相談で、相談者から、「車をぶつけられました。車の所有者ではありませんが、損害賠償請求をできますか?」と聞かれたことがあります。

車の運転者が家族の車を借りていたり、ローン中で所有権が売主に留保されていたりして、車両の所有者ではないことが時々あります。

このように、被害者が、被害車両を所有していない場合、その車両について損害賠償請求をできるかは、状況をわけて考える必要があります。

1 被害者が修理費を支払った場合

被害者が修理費を支払った場合には、被害者が所有者の損害賠償請求権を代位取得(民法422条)しますので、損害賠償を請求できます。

2 被害者が修理費を支払っていない場合
(1)被害者が所有権留保特約付売買の買主のとき

通常、所有権留保特約付売買の契約書等で買主が修理費を負担することが予定されています。

したがって、被害者は、通常、修理費について損害賠償を請求できます(修理前でも、修理費相当額が損害になります)。

(2)被害者が有償又は無償で車両を借りていたとき

単に車両を借りているだけなので、賃借人又は使用借人である被害者が修理費を負担することが通常予定されているとはいえません。

したがって、被害者は、通常、修理費について損害賠償を請求できません。

3 物理的全損の場合
修理が不可能な物理的全損の場合には、損害が所有者に発生していますので、使用者である被害者は、損害賠償を請求できません。

4 経済的全損の場合
修理が可能であるが修理費が車両の価値を上回る経済的全損の場合には、修理が可能であるため使用者に損害発生が認められるので、上記1、2と同じ結論になります。

5 損害が代車料の場合
代車料が損害と認められるのは、①代車使用の必要性があり、②現実に代車料を負担したときです。
 
使用者が、①②を満たせば、代車料について損害賠償請求できます。


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by 兵頭尚(三田市の弁護士)  


Posted by 神戸三田法律事務所 at 18:06法律【交通事故】

Q 三田市の交通事故はどこが多いですか? 【交通事故】

2022年03月02日

Q 三田市の交通事故はどこが多いですか?

交通事故の法律相談、交通事故の損害賠償請求を多くしていると、だんだん交通事故についての思い出が増えてきます。

三田市内を移動している時にも、ふとした時に、「ここでは、あの交通事故があったな。」と思い出すことがあります。

私が、今ままで三田市の交通事故の法律相談を伺ってきた中で、一番事故の件数が多いと思っているのは、三田市南が丘の嶋ケ谷の交差点です。

西脇三田線とテクノパーク三田線が交差する交差点で、片側2車線で直線の見通しの良い交差点です。

しかし、右折専用車線があって交差点前に車線変更があること、交通量がまあまあ多いこと、そして、緩やかですが傾斜のある道路であることから、追突事故、車線変更時の事故等本当に多くの事故の相談がある場所です。

三田市民の方は、嶋ケ谷の交差点を通られる時には、くれぐれもお気をつけください。


三田市嶋ケ谷の交差点
「三田市嶋ケ谷の交差点」

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Posted by 神戸三田法律事務所 at 17:59法律【交通事故】

Q 車の事故には、どう対応したらいいでしょうか? 【交通事故】

2022年03月02日

Q 車の事故には、どう対応したらいいでしょうか?

交通事故の法律相談で、ご相談内容に一通り回答した後で、「では、もし、次に車の事故にあったら、どう対応したらいいでしょうか?」との質問を受けたことがあります。

最低限必要なのは、①怪我をした人の救護、②警察への通報、③保険会社への連絡、④交通事故の相手の連絡先確認、⑤証拠の確保、⑥怪我されていた場合には医師の診断を受けることです。

これらのうち、弁護士が携わる損害賠償請求と関係が深い⑤証拠の確保と、⑥医師の診断について説明します。

⑤証拠の確保について

証拠の確保とは、事故現場、自分の車両、相手の車両の撮影や、目撃者の確保等です。

注意しなければいけないのは、ドライブレコーダーの動画、防犯カメラの動画の確保です。

ドライブレコーダーの動画は、上書きされて消えてしまう場合がありますし、SDカード等の記録媒体は小さいので紛失しがちです。

また、コンビニエンスストア等の防犯カメラの動画も、上書きされると消えてしまいます。

防犯カメラの動画の保存期限が2週間程度と短い店舗も多いので、弁護士が依頼を受けて店舗に連絡した時には、既に残っていないということも時々あります。

防犯カメラの動画のコピーを受けられることは少ないので、動画の再生をしてもらい、それを携帯電話で撮影して証拠にすることが多いです。

⑥医師の診断について

時々、仕事が忙しい等の理由で痛みを我慢して、交通事故の発生からかなり時間が経った後に医師の診断を受ける方がおられます。

そうすると、受傷と交通事故との相当因果関係があるか(受傷が交通事故が原因といえるか)が、損害賠償請求において争点になってしまいます。

できるだけ早く医師の診断を受け、適切な検査を受けることが大切です


神戸三田法律事務所とヒマリオン
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Posted by 神戸三田法律事務所 at 09:30法律【交通事故】

Q 物損の慰謝料を請求できますか? 【交通事故】

2022年02月26日

Q 物損の慰謝料を請求できますか?

交通事故の法律相談で、「交通事故で大切にしていた車が壊れました。身体に怪我はありません。車が壊れたこと(物損)について慰謝料を請求できますか?」との質問を受けたことがあります。

慰謝料請求の根拠は、「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」との民法709条と、「他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。」との民法710条です。

民法709条・民法710条からすると、物損についても、慰謝料請求が認められそうです。

しかし、物損の場合、財産上の損害が賠償されることにより精神的苦痛も、通常回復すると考えられています。

そのため、物損に関する慰謝料は、原則として認められず、例外的に認められるには、被害品が被害者にとって特別の精神的価値を有し、そのような価値を有することが社会通念上相当であることが必要と解されています。

すなわち、被害者が被害品に非常に強い思い入れがあり、他の人もそのような思い入れを持つことが相当と認められることが必要です。

いくら被害者が強いこだわりを持って大切にしていても、それだけでは慰謝料は認められません。

例えば、物損への慰謝料を認めた裁判例としては、飼犬の死亡について慰謝料2万円を認めたものや(東京地裁昭和40年11月26日判決)、墓石の倒壊について慰謝料10万円を認めたもの(大阪地裁平成12年10月12日判決)があります。

車両については、事故の翌月のカーショーに出品するために整備していた車(製造後15年経過のキャデラック、アメリカで買付して、改造、内装等の修復をしたもの)であっても、慰謝料が否定されています(東京地裁八王子支部平成14年3月28日判決)。

これらの裁判例からすると、車両の損害について慰謝料が認められるのは、かなり難しいです。

示談交渉で加害者側保険会社が物損の慰謝料を認めることはなく、裁判での解決が必要になるので、解決までに相当の時間がかかります。


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Posted by 神戸三田法律事務所 at 09:53法律【交通事故】

Q もらい事故だと慰謝料が増えますか? 【交通事故】

2022年02月19日

交通事故の法律相談で、「停まっていたら追突されました。全くのもらい事故です。相手を許せません。慰謝料を増やせますか?」との質問を受けたことがあります。

交通事故の慰謝料は、精神的苦痛への賠償です。

そして、交通事故の慰謝料には、主に、①入院・通院期間と日数に応じて算定される入通院慰謝料、②後遺障害の等級に応じて算定される後遺障害慰謝料があります。

裁判官が判決で慰謝料を決める場合には、入院・通院期間や後遺障害等級だけで画一的に判断するのではなく、受傷の内容、受傷による苦痛の程度、治療経過、事故態様等の諸事情を考慮します。

その判断の中で、加害者に故意、重過失(無免許、ひき逃げ、酒酔い、著しいスピード違反、ことさらに信号無視、薬物等の影響により正常な運転ができない状態で運転等)又は著しく不誠実な態度等がある場合には、慰謝料を増額するとされています。

このように、特別な事情がある場合のみ慰謝料が増額されますので、もらい事故というだけでは慰謝料増額は難しいです。

また、慰謝料増額の可能性があるのは、判決に至った場合であり、交渉段階で増額が認められることはほぼありませんので、慰謝料増額を求めるには、解決までの時間が長くなることに注意する必要があります。


交通事故の書籍
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by 兵頭尚(三田市の弁護士)

  


Posted by 神戸三田法律事務所 at 14:43法律【交通事故】